「現代散楽」神保町 楽屋
10月に東大寺でご一緒させて頂いた現代散楽。
実はリハで集まった時から面白いから東京でもやろうという話で盛り上があっておりまして、早速実現して下さいました。
アドリブ感満載の内容で、雅楽出身の太田豊さんと豊剛秋さんは笙や能管だけでなく、ピアノからサックスまで様々な楽器を扱う演奏能力がハンパない方々。
そこにサズ奏者の大平清さんの音が加わった瞬間にシルクロードを渡りトルコへ。
さらに、林恒宏さんの美声による今昔物語や、薄田泣菫さんの詩「東大寺」が語られ、奈良、平安時代にタイムスリップ。
私も大太鼓やセットは使わず、奏の一本勝負!
お客様からも、旅をした気分になれましたという嬉しいお言葉も頂きました。
今回はデイヴ、ブルーベックのブルーロンドアラタークという変拍子のジャズにも挑戦。
曲名のタークと言うのがおそらくトルコ。
昔良く聞いていたデイヴ、ブルーベックを、まさか我が太鼓人生で演奏するとは思いもよりませんでした。
9/8拍子から4拍子のスウィングに変わって、途中に太鼓とサズでトルコの伝統音楽7/8拍子を入れ込むという、泡を吹きそうな内容。
燃えました!
散楽、シルクロード、東大寺、トルコ、雅楽、太鼓
様々な要素がバラバラなようで歴史の紐を解いていくような不思議なライブ。
毎回、本番中にも関わらず、勉強になるなぁと思いながら皆さんのMCに聞き入っております。
今回もご協力下さった株式会社山口久乗の、山口さん。
素敵なおりんの音をありがとうございます。